暮らしのたより

内装工事

フローリングの重ね張りと張り替え!

フローリングが古くなってきたらリフォームを考えてみませんか?今あるフローリングの上に新しいフローリングを重ねて張る工法を重ね張り工法といいます。

既存の床を剥がさないので、廃材がでません。床を剥がす手間もなく、廃材処分費用もかからないため、工期は短くなり、費用を抑えることができます。

重ね張り工法なら、負担が少なく床を張り替えられます。また、床を重ねることにより床が二重になるので、強度も上がり、防音効果も高くなります。

一報、重ねた床材の厚さで床が高くなる分、扉の調整が必要になる場合も。重ね張り専用の床材の中には、シート状に加工された薄い床材もあり、これなら扉の調整は不要です。

床がきしんだり沈んだりするときは、床の下地に問題があるかもしれません。この様な場合には重ね張りではなく、張り替え工法を選んだ方がよいでしょう。張り替え工法とは、古い床材を剥がしてから新しい床材を張りなおす工法です。

フローリング材を剥がすため、下地の状態を確認することができ、必要に応じて補強工事を行えます。重ね張り工法にくらべ、工期がかかり、費用も割高になりますが、床が新しくなると同時に床の補強ができるというメリットがあります。床の高さが変わらないので仕上がりがきれいに納まります。

そして、フローリングの張り替えの目安としては、通常10〜15年ですので、へこみやヒビ割れ、変色、傷みや汚れが目立つ、歩くとキシミや沈み等々がみられたら、そろそろ床のリフォームを検討されてみられては如何でしょうか?