暮らしのたより

外装リフォーム

屋根・外壁リフォームの重要性

住いの屋根や外壁に使われている部材は、定期的なメンテナンスを行うことによって、全面的な交換や葺き替え等の大規模な改修の時期を延ばすことが出来ます。
日本の多くの住宅が、築後30年程度にて短期間で建て替えられるのに比べ、欧米の住宅の平均築後年数が約55年と長いのは、住いのメンテナンスの文化が広く浸透しているからと言われています。
そこで、屋根や外壁のリフォームに取り組むに当り、最も注意を要するのは雨水の進入、いわゆる雨漏りです。雨水の浸入は躯体の劣化・腐朽を早め、住いの長寿命化を阻害する大きな要因でもあります。また、塗装の塗り替えや部材の一部交換といったリフォームにおいても、屋根・外壁の役割の重要性を認識し、適切で正しい施工を行うことが必要です。
また、屋根裏や外壁の通気や換気が十分でないと、高湿により屋根や外壁の下地ボード部等の部分に結露が生じ、部材の劣化や腐朽を早めることにもなりますので、併せて十分な換気ができているかどうかの確認も望まれます。