サッシ窓木製戸袋の造り替え/曽谷　A様邸

築４０年、建坪２８坪の木造モルタル２階建てのお住まいで、約１２〜１３年前の耐震補強工事のご依頼からお付き合いをさせて頂くことになりました。さらに、平成２３年３月１１日の東北大震災発生の際には、２階の屋根瓦も飛ばされて崩れ落ち、その修復作業にも当たらさせて頂きました。

そして、今回は、２階サッシ窓の木製戸袋と窓枠が、長年にわたり風雨にさらされ老朽化し、このまま放置しておくと台風等の強風によって吹き飛ばされそうな状態であったため、傷んだ部分を造り替えることになりました。そこで、まず、既存戸袋のヨロイ戸鏡板を全て取り外し、戸袋内側の剥がれたベニヤ板や桟も新しく取り替えて、現状のヨロイ戸風鏡板に代わり、表面の形状がすっきりした防水性の高い耐水合板に張り替えました。また、サッシ窓廻りの木枠や戸袋枠等の傷みもかなり進んでいたため、表面の剥がれをサンドペーパーで取り払い窓廻り全体も塗装させて頂きました。このたびの修復作業により、強い風雨の不安からも解消され、日々安心てお過ごし頂けることと思われます。