和室８帖間の床板張り替えと新畳入れ替え/国分　Y様邸

築４０年、建坪３０坪の木造２階建てのお住まいで、昨年１２月には、１階平屋部分の、瓦棒トタン屋根の全面張り替えでお世話になりました。そして、このたびは、床の間付き和室８帖間の畳も古くなられたため、既存の畳を全て撤去し、新床畳に取り替えて欲しいとのご依頼がございました。このため、和室全体の畳の状態を調べさせて頂いたところ、長年の老朽化に伴い、畳の下の床板も緩くなり、同時に、湿気による腐食の可能性も心配されました。

そこで、既存の畳と床板を剥がし、床下内部の状態をチェックしましたところ、やはり、想像通り、床板すべてが緩く、同時に、床下の束石、床束や大引き等にシロアリの蟻道も発見されました。

そして、改修作業は、既存の畳を全て取り払い、床板を解体撤去し、新しい床板に張り替え、さらに、床下全体のシロアリ消毒を進め、最後に、新床畳を敷き詰めて、約１週間にて全ての作業を完了させて頂きましたので、お客様もこれから、安心されて、快適にお過ごしになられることと思われます。