和室４．５帖間をダイニングキッチンと一体化/福栄　Ｓ様邸

築１１〜12年、建坪約30坪の木造２階建てのお住まいで、現在迄、お近くのマンションに住まわれておりましたが、お子様のこれからの成長に伴う生活環境の改善のため、約１〜２ケ月前に中古にて購入された、このお住まいの改装工事のご依頼を頂きました。そして、このたびの改装の内容は、１階４．５帖の和室の床、壁、天井の全てを洋風に改装し、お隣の１５帖のダイニングキッチンと一体化し、違和感のない空間にされることを希望され作業に着手しました。そこで、まず、和室の既存の引違い戸、障子、畳、押入れを撤去し、さらに、ダイニングキッチンとの間仕切り壁も解体して一体化への第一ステップを進めました。そして、当初の間仕切り壁に残されていた柱はそのまま残し、同じ太さの柱を４本使用し、等間隔に配置してデザイン化を図りました。また、和室とダイニングキッチンとの間にあった段差のある敷居も取り払い、床をバリアフリー化し、天井、壁、床共にダイニングキッチンに合った違和感のない色調の仕上がりとなりました。今回のこの改装により、お客様も大変ご満足頂いたご様子で、新たにリフレッシュした環境の中で、より快適に安心してお過ごしになられることと思われます。