火災保険利用による屋根廻りの改修/宮久保　T様邸

このたび、工事のご依頼を頂きましたこちらのお住まいは、築４０年、建坪３５坪の鉄骨２階建ての建物で、今回、初めて改修工事を進めさせて頂くこととなりました。　当初のきっかけは、一昨年９月、関東周辺に多大な被害をもたらした台風１５号により、２階の雨樋が強風によりハズレ、降雨のたびに雨水が落下してくるため見て欲しいとのご依頼でした。そこで、調査させて頂きました結果、やはり、自然災害が原因であるとの結論に至り、契約されておられる保険会社様に状況を詳しくご報告、改修のご承認を頂き着手することになりました。その際、２階の雨樋を取り替えるためには、足場掛けの必要もあり、まず、既存の雨樋の撤去から順次、作業を進めさせて頂くこととなりました。しかし、作業の進捗に伴い、雨樋以外の屋根、破風等の屋根廻り各所の傷みもかなり進んでおりましたので、その状況をご報告しましたところ、この機会に、支障のある箇所も同時に改修して欲しいとのご依頼により、雨樋取り替えと並行して、既存の屋根廻り全体を軽量な金属屋根材にて葺き重ねることになりました。このたびのこの改修にて、愛着あるお住いの耐久性も向上し、これからも、安心、快適にお過ごしになられることと思われます。