職人さんが施工したお客様の現場からの報告
その他リフォーム
玄関内への雨水流水を防ぐ防水板を設置/南大野 H様邸
こちらのお住まいは、築40年、建坪約30坪の木造モルタル2階建ての建物で、今から、約20年程前に勝手口ドアの鍵の取り替えからお付き合いさせて頂くことになり、その後、廊下、階段の手摺りの取り付けや和室、階段等々の改修でお世話になってまいりました。
しかし、こちらのお住まいは、以前から台風や豪雨が発生するたびに、建物前の道路の排水能力が低いため、大量の雨水が直接玄関内に流れ込む問題を抱えてこられました。そこで、今回は、玄関前にある間口1.8mのアルミ門扉とブロック門柱に沿って、アルミ製防水板を設置させて頂くことになりました。このため、まず、防水板の専門メーカーさんに現場を見て頂き、どの程度の間口と幅の機種が最適か?また、どのように取り付ければ防水効果が有効か?等々十分検討させて頂き工事を進めることになりました。しかし、この防水板を設置する前に、最も重要な点は、ブロック門柱側面やコンクリート床面との間に隙間がなく密着性を高める下地処理が最大のポイントとなりました。そして、まず、これらの下地処理の作業を終え、防止板製作前の本体の正確な寸法を採り、ようやく1.5ケ月後に本体が完成、取り付け作業を終えることができました。しかし、まだ、予想される台風や豪雨に見舞われていないため、どの程度の効果が発揮できるかは今後の状況を待つことになると思われます。