ブロック塀の建替え工事/国分　N様邸

築約25年の木造モルタル2階建てのお住まいで、新築の際に取付けた駐車場の折り戸門扉が老朽化し、車の出入りのたびの開閉に煩わしさを感じておられました。このため、今回はこの古くなった折り戸門扉を撤去して、新しい両開きタイプの伸縮門扉（カーテンゲート）に取替える工事のご依頼をいただきました。

そして、着工後、工事も順調に進んでおりましたが、作業中ふとブロック塀がぐら付いていることに気つき、詳しく調べてみますと、ブロック塀廻りの地盤が緩いことに加え、長さ10ｍ、高さ1.6ｍの塀全体が今にも倒れそうな状態でした。さらには、その塀は歩行者の行ききする歩道に接していて、すぐ近くには子供の遊び場でもある児童公園も隣接し、もし、このブロック塀が一挙に倒壊した場合には大変な事故にもつながる可能性がありました。

そこで、ご主人に状況を詳しくご説明し、速やかにこのぐら付いたブロック塀を解体撤去した後、基礎廻りをしっかりコンクリートで固めたうえ、新しいブロックに鉄筋をいれて強度を上げて、基礎からブロック3段積みとし、さらに、ブロック塀の上に高さ80センチのアルミフェンスを建てて塀全体を軽量化して全ての作業を７日間で完了いたしました。