急勾配の屋根に雪止めを取り付ける/大野町 Y様邸

築25年、建坪40坪の木造サイディング張り2階建てのお住いで、1月初旬の積雪で2階のコロニアル屋根に降り積もった雪が、お隣りの1階テラスのプラスチック屋根を突き破り落下してしまいました。

そこでまず、既存テラスのメーカー名と型式を調べ、同寸法、同カラーのプラスチック屋根材の製作をテラスメーカーに依頼し、約2週間の製作納期を待って取り付けを完了いたしました。そして、再度の降雪により、取り替えたテラス屋根が損傷しない様、Y様邸2階のコロニアル屋根に雪止めを取り付けることにしました。

しかし、屋根の勾配が急で、屋根上に登ることも出来ず、足場を組まなければ作業をすることが全く不可能な状況でした。

そこで、雪止めを安全・確実に取り付けられる様、屋根と外壁廻りにしっかりと足場を組みました。通常、雪止めは屋根のスロープに１列のみ取り付けるのが一般的ですが、今回は、屋根勾配が非常に急なため、雪止めを屋根の上部に一列、下部にもう一列のダブルにて取り付け致しました。

更に、念のために、下部の雪止めに沿ってアルミ製の長尺ガイドも同時に取り付けることにしました。このたびの、お隣りテラスの屋根材取替えと、Y様邸コロニアル屋根の雪止め取り付けにより、今後の降雪の際にも、お互いに安心してお過ごしいただけることと思われます。