アパート屋根の棟カバーの改修/市川南 コーポＭ

築約20年、建坪約60坪の木造モルタル2階建ての賃貸アパートで、今年4月には、隣りのＢ棟１階の腐蝕した柱と土台の取り替え工事をさせて頂きました。そして、今回は、Ａ棟2階の居室の天井から雨漏りが発生しているため、アパートのオーナー様から雨漏りの調査をして欲しいとのご依頼がありました。
そこで、室内天井の雨漏り箇所を拝見し、更に、屋根にも登り疑わしき箇所を調べましたところ、棟のカバーを固定している止め釘が抜け、カバーが浮き上がり防水性が低下しているとの結論に至りました。このため、オーナー様には調査の際に撮影した写真に添って、雨漏りの原因とその改修方法をご説明し工事のご依頼を頂きました。
改修は棟カバーの不良な部分を一部取り払い、新しい棟カバーに取り替えて屋根全体の棟カバーの色を統一するため、同系色に塗装し全ての作業を完了致しました。
このたびの工事にて雨漏りの不安からも解消され、屋根の耐久性も向上しオーナー様も一安心されたことと思われます。