内装リフォーム
施工物件 |
H様邸 |
建物の概要 |
構造 :木造在来2階建
延べ床面積:約108u(約33坪)
築年数 :約30年 |
改修の動機 |
・4〜5年間空家になっていた実家を改修し転居
・台所と和室をダイニングキッチンに改装
・.タイル浴室をユニットバスに変更
・耐震診断・補強により耐震性向上 |
|
33坪の戸建て住宅1階を全面改装し耐震補強 |
|
【お客様の施工現場】
【台所】
台所6帖間と和室6帖間、4,5帖間をダイニングキッチン16,5帖間に改装。床は段差なしのバリアフリーに仕上げ。
施工前
キッチン |
|
|
|
|
|
施工後
キッチン |
|
|
*施工時の問題点
施工前の和室床面高さが台所の床面より高いため、畳を撤去後、台所の既存床板にフローリング材を重ね張りし、
段差をなくしバリアフリー仕上げとした。
|
|
|
【和室】
和室のそで壁、下り壁、押入れを撤去し、ダイニングキッチンに造作
施工前
|
|
|
|
|
|
施工後
|
|
|
*施工時の問題点
和室の床、壁、天井の造りを洋風ダイニングキッチンに改装しなければならないため、
すべてのそで壁、下り壁、押入れを解体。さらに、床をフローリング、天井、壁をクロス貼り仕上げとするため、
床、壁、天井の全面に下地ボードを張り造作。
|
|
|
【耐震】
耐震調査、診断により、耐震性に影響のある壁の強度を上げ、天井内部の欠陥箇所も補強
施工前
|
|
|
|
施工後
|
|
|
*施工時の問題点
内装リフォーム着工前に、建物全体の耐震調査、診断を実施。耐震性に影響のある重要な壁を確認し、その壁の耐震強度を上げるため、壁面を解体の上、耐震ボード、
ホールダウン金物(柱引き抜け防止金物)を取り付け耐震性を向上。
さらに、施工時に天井を解体したところ、梁や桁に割れやボルト欠落が見られたため、
必要な部材にて補強し安全性を確保。
|
|
|
・台所はI型キッチンから対面型システムキッチンに変更
施工前
|
|
|
|
|
施工後
|
|
*施工時の問題点
奥様からの強い希望により、従来の壁と向き合いながらのI型キッチンによる
料理作りには違和感があるため、家族と会話をしながらの、対面型システムキッチンの設置に至った。
|
|
|
・浴室は0,75坪床、壁タイル造りから1坪サイズユニットバスに変更。
施工前
|
|
|
|
|
施工後
|
|
|
*施工時の問題点
既設の浴室は0,75坪のタイル貼りの浴室でスペース的に狭かったため、
洗面脱衣室と浴室の間仕切り壁を全面解体撤去し、1坪サイズのユニットバスが
設置できるように拡張。
浴室洗い場と洗面脱衣室の床面高さも段差をなくしバリアフリー仕上げとした。
|
|
|
・洗面脱衣室の洗面化粧台、洗濯機、水栓位置等のレイアウトを変更
施工前
|
|
|
|
施工後
|
|
*施工時の問題点
洗面化粧台や洗濯機が使いずらい位置に設置されているため、給湯水、
排水の配管を変更し、洗面化粧台は既存のまま移設使用。
|
|
|
施工後のお客様の感想
|
このたびのリフォームは1階全体にわたる改装工事で、
築年数も約30年の古い住まいのため、これからも、安全、快適に住み続けていくには、
建物全体の耐震性を確認しておくことが
重要なポイントでありました。
そこで、工事着工前に、耐震調査と診断をお願いし、
地震発生時における建物の総合評点を
コンピューターに解析いただきました。
その結果、耐震性に影響のある壁の位置必要強度も明確になり、
今回のリフォーム工事と併行して、「新壁の設置」
「既存壁の内部の補強」「柱引き抜け防止金物(ホールダウン金物)」の取り付け等の耐震補強も同時に進めていただきました。
今回の全ての工事は長期にわたりましたが、
今までの和室主体の作りから、
明るく開放感のある洋風に変わり、大変快適になりました。
これからも、またリフォームの機会がありましたら、
お願いしたいと考えております。
|