暮らしのたより
住まい全般
水蒸気を抑えていや〜な結露を防ぐ!
暖かい部屋の空気が冷たい窓に触れて冷やされると、空気中の水蒸気は窓の表面で水滴となります。それが結露です。人の体からも水蒸気が出ますし、入浴や料理など、水蒸気は普段の生活で必ず発生します。意識して水蒸気の発生を抑えれば、結露を減らすことができます。
水蒸気の発生を抑えるために気をつけたいのは加湿器の使い過ぎ。冬場は湿度を保つことも大切ですが、加湿しすぎにならないように心がけましょう。
また、お風呂のフタの開けっ放しもNGです。洗濯物を室内に干すことも、できれば避けた方がよいのですが、室内干しする場合は、除湿器を使用するなどの工夫をするとよいでしょう。
そして、こまめに換気して余分な水蒸気を外に出すことも大切です。換気のために窓を開けるときは、二か所の窓を同時に開けると効率よく換気できます。調理中は換気扇を忘れずに。調理が終わっても30分程は換気扇を回しっぱなしにしておきましょう。
結露対策に効果的なリフォームのひとつに「内窓の取り付け」があります。今ある窓の内側に窓を取り付け、窓を二重にします。二つの窓の間の空気の層が、暖熱効果を発揮。
部屋の中の暖かい空気が外気の冷たさに触れないため、窓表面に結露ができにくくなります。
そして、この「内窓の取り付け」は、同時に、夏場の厳しい暑さの時には、断熱効果を発揮し快適な生活環境つくりにも繋がります。