暮らしのたより
内装リフォーム
火災警報器の設置は終わりましたか?
昨年、2008年6月から、既存住宅への火災警報器の設置が法律で義務化されました。
しかし、新築住宅以外の一般既存住宅では、まだまだ普及率は高いとは言えない状況にあります。
そもそも、火災警報器の設置がなぜ義務化されたかと言いますと、火災による死亡事故の原因の6〜7割が逃げ遅れであること、そして、逃げ遅れた方々のうち、65歳以上の高齢者が何と全体の約6割を占めていて、近年、火災による死亡事故が半減しているアメリカの普及率9割と比較しますと、まだまだ低いのが現状です。
特に、設置していないことへの法律的な罰則がないため、予想以上に設置が進まず、なかには義務化が始まったことさえ知らない人も多いと言われております。
現在、火災警報器には熱感知タイプと煙感知タイプの2種類があり、それぞれのタイプにより設置場所と決められた取付位置がありますので、まだ設置を済まされていないようでしたら早めの取付けをお勧めいたします。