暮らしのたより

外装リフォーム

屋根瓦の早目の点検と修理について

先日、3月11日の東北大震災の発生により、岩手・宮城・福島では多く方々の尊い人命と、日々の生活の基盤である住まいを一瞬のうちに失い、さらに、東京電力福島第一原発の大事故に伴ない、かつて我々日本人が経験したことのない同時大災害に見舞われ、日々、我々は復興に向けての厳しい状況に直面しております。

一方、市川市内や周辺地域の一般の住まいを見てみますと、このたびの大地震の影響により、多くの建物の屋根瓦が崩れ落ちていて、一時的に建物を雨漏りから守るため、屋根に青いビニールシートが掛けられている光景をあちこちで目にすることがあります。

そして、震災発生から既に約1ケ月半以上も経過しておりますが、今回の大地震に伴う瓦屋根の被害件数が膨大なため、屋根瓦の修理に使用する漆喰材料も大幅に不足し、未だに、屋根瓦の修理に掛かれないまま、ビニールシートで覆われた状態が続いております。

そこで、瓦屋根も新築後10年も過ぎますと、棟瓦や鬼瓦廻りの漆喰が劣化して、ハガレやズレが見られるようになりますので、早目に点検・修理しておきますと、屋根の耐久性も長く維持できることになります。

そして、万一修理しなければならない場合にも、多額の修理費用もかからずに、比較的に少額の費用で納まります。この機会に一度屋根瓦の点検チェックをされて、不備な箇所が見られましたら、早目に修理されることをお勧めいたします。