暮らしのたより
住まい全般
年末に住まいの総合点検を!
年末は今年一年に起きた様々な出来事を振り返り、輝かしい新たな年を迎えるための余裕ある時間を過したいものです。
年の瀬に当り、一年に一度、ご家族の皆さんと、お住まいの「修理やリフォームの計画」をお話される良い機会かと思われます。住まいも生き物。そのまま手入れを怠り、何もせずに放置しておきますと、建物はどんどん老朽化が進んで、耐久性も低下してお住まいの寿命を短くしてしま います。
そこで、年末に、住まいの「総合的な点検チェック」をされることをお勧めいたします。まず、住まいの寿命にも影響のある、建物外部の「屋根、外壁、基礎」の塗装・防水・ヒビ割れの状態や、内部の「キッチン・浴室・洗面所・トイレ」等の水廻りにおける、排水・水漏れの有無、さらに、「床下・壁内」の土台・柱の腐食や、シロアリ発生による蟻害の状況等を「総合的に点検」し、把握しておくことが非常に重要です。一般的に、住まいのリフォームの場合、どうしても目に見える箇所をキレイに改装し、実用的な部分から改修されるケースが多く見受けられますが、まずこれらのリフォームを検討される際には、住まいの寿命に影響のある、「屋根・外壁・基礎」と「床下・壁内」の総合点検から優先して実施していただき、その結果を十分 把握した上で、どの様なリフォームをすべきかを検討されて、効率的で無駄のないリフォームを実現されることをお勧めいたします。