暮らしのたより
住まい全般
老後のために早目のリフォームを!
年を重ねてまいりますと、生活環境は年齢によりさまざまな状況に直面いたします。例えば、子供たちの独立や、ご主人の定年退職に伴う夫婦2人の生活が始まる60歳からの時点。さらに70歳代半ばで身体の衰えが気になり始まる頃。
80歳を過ぎてからの生活等々。いざ、高齢で心身の不調をきたし始めると、自分自身では住まいのリフォームの計画がなかなかできなくなるものです。そして、ついつい他人任せになってしまう傾向にあるため、ご自身が元気なうちに、早めのリフォームを検討することが老後を迎えるための事前の準備にもなります。
そこで、リフォームを具体化する前に、自分のやりたいことや趣味等、老後の生活イメージを持たれていれば、それを住まいの中心に据えましょう。そして、気ままに自分流に便利な空間つくりを行い、その上で、健康で自立し続けるための安全なリフォームの内容を細かく検討していきましょう。
老後はロングライフです。老化によって必要な状況は変化致します。まだ、健常であるにもかかわらず、最初から重装備なりフォームをして、不用な手すりのために生活の快適さが失われることにならないよう、必要に 応じて段階的にリフォームしていくことをお勧め致します。