暮らしのたより
住まい全般
老後も元気で住み続けるために!
シニアの方々が、第二の人生をこれからも心豊かに、元気に、生き生きと暮らしていくためには、生活の中心となる「住まい」の役割はとても重要です。
住まいのなかで、「つまずく、すべる、転ぶ、溺れる」等の家庭内事故死が、交通事故でなくなられた方々の実に倍以上も起きている、ということをご存知ですか?
ケガをして、身体が不自由になると、今までの健康的な生活ができなくなり、暮らしが一変してしまうこともあります。平均寿命が80歳を超えた今日では、老後の生活が長くなっています。誰もが今の住み慣れた家で、老後を元気に、できるだけ長く住み続けたいとお思いではないでしょうか?
建物自体は、耐久性や寿命を高めるための改修も大事ではありますが、同時に住む人の老いにも対応できて、暮らし続けるための住まいつくりという視点も忘れてはなりません。
そこで、家のなかをチェックすることにより、「家庭内事故を防ぐため、今できる工夫や、早目に対策を取るべきところ」と「長く住み続けるために、見直すべきところ」をご家族で話しあわれ、個々の状況にあった解決方法をよく検討された上で、必要な工事を進められることをお勧めいたします。