暮らしのたより

内装リフォーム

この冬に窓廻りの結露を解決しましょう

多くの住いで抱えている悩みの一つが窓廻りの結露です。冬の明け方など、窓ガラスやサッシがびっしょり濡れて冷えきっていることがあります。築後20〜30年を経過した家で過すご家族で、断熱性能の低い単板ガラスのまま結露の悩みを抱えて、この冬を乗り越えようとしている多くの家庭が見られます。「暖房してもなかなか部屋が暖まらない」「夏場の日差しが暑い」といった悩みの原因は、ガラスの断熱性能が低いためです。

この悩みは、「窓廻りの断熱性能をよくするリフォームを行えば解決する」と云うことについて、詳しい知識を持っているユーザーはまだまだ少ないのが現状です。まず、手軽な方法としては、既存の窓の内側にもう一枚の窓サッシを付けて二重窓にすることで、もともとある外側の窓と新たに取り付けた内窓の間に空気の層ができ、窓の表面の極端な温度変化がなくなり結露を抑えることが出来るようになります。

その他の方法としては、サッシはそのままにガラスだけを複合ガラスに交換する方法や、窓枠を壊さずに新しい窓枠をかぶせる方法など、簡単な工事で窓の性能を高めることも出来ます。今はさらに断熱効果が高い真空ガラスもあり、複層ガラスの約2倍、単板ガラスの4倍の断熱効果があります。こうした窓リフォームにより結露を防止し、住いの断熱性と快適性の向上にも繋がります。